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交尾について

 投稿者:kaz  投稿日:2015年 9月14日(月)00時40分46秒
編集済
  >みつさん、

はじめまして。管理人です。どなたからか投稿が無ければ私自身もあまり更新しない掲示板ですので、新規の投稿は歓迎致します。

>ハラビロカマキリの交尾について

さっそくですが、ご質問の件について。
まず、ハラビロカマキリのメスは羽化後に豊富な餌が与えられていれば、7日から10日、餌不足気味でも3週間以内には性成熟します。コーリングもしているとのことですし、羽化後1ヶ月が経過していることからも、おっしゃる通りお手元のメスは間違いなく性成熟しています。

その上で、メスがなぜオスとの交尾を拒絶している(ように見える)のか。それは単に、メスがオスをちゃんと識別できていないためです。単独性の生活を営み捕食性の肉食昆虫であるカマキリにとって、自分以外の他個体は基本的には全て敵あるいは捕食対象です。そのため、いくら交尾相手を求める未交尾のメスであっても、相手がオスであると識別できるまでは敵なのです。正体不明の生物が自分に接近してきたら攻撃する、これはカマキリのメスの自然な反応です。
ではメスはどの時点で、相手が敵ではなく、交尾のためにやってきたオスであると識別するか。これが確実に成されるのは、オスがメスの背に乗った瞬間、もっと正確に言うと、オスが前脚でメスの体を強くつかんだ後です。カマキリのオスは、交尾の際にそっとメスの背に乗ったりしません。激しく飛びかかり(種や個体によっては翅をバサバサはばたかせさえする)、前脚でメスの体を激しく挟みます。その激しさ故に、メスの体に傷がついて血リンパが滲むこともあるほどです。オスが背に乗った瞬間には一瞬攻撃しようとするメスもいますが、オスの激しいアプローチを受けると、性成熟したメスであれば体を硬直させ、攻撃しなくなります。そうすると、オスは徐々に体制を整え、交尾器の挿入に移行するのです。
みつさんの場合は、オスを人為的にメスに近づけるやり方が上手くなく、オスがメスによって早々に敵認定されてしまっているのでしょう。おそらく、オスを食べられてしまわないように慎重になり過ぎるあまり、かえってメスに気付かれ易くなってしまっているのだと思います。
一般的なカマキリを飼育下で交尾させる場合、落ち着かせるべきはメスではなくオスの方です。オスが憶病になってしまうと、そのタイミングではなかなか交尾しようとしてくれなくなります。反対に、メスの方は落ち着かせる必要がありません。むしろ落ち着かせずにゆっくり歩き回らせる方が、オスを近づける際に、ちょっとやそっとでは気付かれずにやり易いほどです。
幸い、ハラビロカマキリはオスの交尾活性が高く、人為的に交尾に導きやすい種です。簡単に交尾を成立させるためには、左右の手ににオスとメスをそれぞれ乗せ、オスを乗せた手をそっとメスに近づけてオスの触角がメスの背(前翅)に触れるようにします。そうするとオスはメスに気付きます。しばらくその状態を維持しておくと、おもむろにオスがメスの背に飛び乗って交尾が成立します。オスがメスの背に飛び乗った瞬間は、メスが激しく抵抗することもあります。前脚を背中に回してオスに掴みかかることもあるほどです。しかし、それはハラビロカマキリには珍しいことではないので、慌てないで下さい。オスが前脚でメスの体を強く挟むうちにメスの攻撃性は低下していくのが一般的ですし、もしそうならなくとも、一度メスの背に乗ったオスは往々にしてうまく交尾に至るものです。なお、メスが前脚を使って抵抗するところまでは静観しても、万が一顎でオスに噛み付こうとした場合は、そっと手やピンセットなどで介入して共食いを防ぎ、オスを補助してやると良いです。ただし、その際もオスをメスから引き剥がす必要はありません。あくまで、メスに噛みつかれることだけを防げば良いです。

[画像]
百聞は一見にしかず、ということで、手元のペアを使って実演してみました。携帯電話で撮影しながらということで手は自由に使えなかったため、いつもとは異なり壁に止まらせてやってみました。

1枚目
メスの背と言いますか前翅にオスの触角が届く距離に置きます。この画像では触角は触れていませんが、オスはちゃんと触角でメスに触れていました。この時点で、オスはメスを識別しています。メスはまだ気付いていません。ちなみに、いつも私はメスを右手に乗せ、左手に乗せたオスをメスの背に近づけるやり方をとっています。

2枚目
突然オスがメスに飛びかかります。ブレてはいますが、勢い余って(?)オスの前脚がメスの頭部付近まで届いてしまっているのがお分かりいただけるかと思います。一見オスがメスを攻撃しているようにも見えますが、ごく一般的なアプローチです。なお、飛びかかった直後のオスは必ず前脚でメスの上半身を掴むわけではなく、アバウトにメスの上に飛び乗る、といった感じです。この際メスは一瞬抵抗しますが、オスが前脚で強く掴むことで、多くの場合メスの攻撃は止まります。また、万が一止まらない場合もオスはそう簡単に食われたりしません。

3枚目
やがてメスが落ち着くと、オスは正しい位置まで下がり、交尾に移行します。

http://mantidmaniacs.net/

 
 

ハラビロカマキリの交尾について

 投稿者:みつ  投稿日:2015年 9月12日(土)16時53分43秒
  初めまして、管理人さん。
ハラビロカマキリの交尾について聞きたいことがあったので投稿しましたm(__)m

性成熟したハラビロカマキリの♂と♀がいるので1ヶ月前から何回か交尾させようとしているんですが、♀の警戒が非常に強く♂を近付けられないんです(汗)

♀には日頃から十分な餌を与えつつ、交尾前にも餌をあげてそっちに集中するようにさせてから、割り箸の先につけた♂を後方から近付けているんですが、♂に気付くと食べるのを止めて♂の方に向き直し翅まで広げて威嚇してきます(先にも書きましたが、♀は性成熟しておりコーリングもしています)。

♂も♀も幼虫の時から飼っていた個体なので共食いをさせたくないんですが、卵も産んで欲しいので板挟みになっています(汗)

翅まで広げて威嚇している♀はこの♂との交尾を拒絶しているんでしょうか?それともカマキリの♀としては普通の事なのでしょうか?

また共食いさせずに交尾を成功させるコツみたいなものがあったら教えてください、お忙しいとは思いますがよろしくお願い致しますm(__)m




 

餌のあれこれ

 投稿者:kaz  投稿日:2015年 7月 5日(日)17時04分30秒
編集済
  もう海野さんの「世界のカマキリ観察図鑑」は購入されたでしょうか。ページをめくるたびにワクワクするような本ですね。種の多様性とは、かくも素晴らしいものなのか。初見の写真で数点の誤りはありましたが、近日中にブログ内で訂正されるでしょう。どちらにしろ、多くの種を紹介された功績に比べれば些末なことです。きっとこの本が、カマキリを愛する皆さんの気持ちを盛り上げ、そして新たな方々を引き込むきっかけにもなるでしょう。読んでいて、そんな1冊だなと感じました。カマキリ好きの海野さんが愛を込めて出された本だからこそ、写真の1枚1枚のカマキリ達が、生き生きと写っています。まだ手にしていない方にもオススメです。

>名無しさん、

はじめまして。管理人です。
当方にお尋ねされる方のご相談内容で最も多いのが、この拒食です。件の記事をホームページ上に公開したのはもう10年近く前(正確な日付は覚えておりませんが)ですが、今も昔も飼育者の抱える悩みは変わらないということですね。拒食の原因は輸送のストレスや極端な低温、飼育環境の不衛生さ、狭さ…など色々ありますが、拒食している個体の体内で共通して起こっているのは「消化能力の著しい低下」です。
一方、一般的にカマキリは脱皮後1日以内には餌を摂りません。これは単純に、体が固まっておらず捕食がままならないためです。言わば単なる「安静期」であり、これは私が指すところの「拒食」には当たりません。ですから、対策をとるべき拒食とは違い、脱皮後の安静期の個体は餌を摂るようになるまで待つのが妥当です。むしろ、そうした個体には無理やり餌を与えるべきではないでしょう。
脱皮から十分な日数が経過している、腹部は膨らんでいない、それなのに餌を摂らない…こうした現象を拒食と捉え、この場合には対策を講じて下さい。

-----

さて、今回のご質問は脱皮後の安静期の個体のことでしたので拒食ではありませんでしたが、拒食のご相談が多いのは事実です。そして、拒食に通じる問題が嘔吐でもあります。嘔吐や拒食は、いずれも消化不良による場合がほとんどです。たまに、「コオロギを与えていたらカマキリが嘔吐するようになった。腹部が急にパンパンに腫れ、死んだ。」などというご相談を受けます。嘔吐はともかく、腹部が急にパンパンに膨らむのは消化不良の末期症状であり、そうなったカマキリは助かりません。数日以内に必ず死ぬので、諦めて下さい。
カマキリにガやチョウなどの鱗翅目昆虫だけを与えていると、消化不良を起こすことはありません。一方、コオロギやゴキブリを餌とすると消化不良が起こるかというと、これも必ずしも正しくはありません。普通は鱗翅目昆虫の安定供給は容易ではないでしょうし、コオロギが最も手に入り易く、栄養的にも優れた餌であることは今も変わりません。ですから、コオロギを使うことは大前提であり、問題になってくるのは「どのように用いるか」なのです。
出荷されたばかりのコオロギは最高の状態にあり、餌として最適です。しかし、これを一般家庭で長い期間維持した後にカマキリに与えると、カマキリが消化不良を起こすことがあります。どういうことか。一般家庭は基本的にコオロギを維持する環境としての条件を満たしていないのです。イエコオロギは30℃以上の高温を好むそうなので、今の季節の気温や室温(せいぜい25℃程度)では低すぎるのです。コオロギの健康を保つためにちゃんと30℃以上の温度を確保している飼育者が、いったいどれだけいるでしょうか。お手元のコオロギは、老いた成虫でもないのにチラホラ死んだりしていませんか?餌を与える頻度が低く、緩衝剤や隠れ家にしている紙を食べたりしていませんか?そうした劣悪な状態にあるコオロギをカマキリに与えれば、それはカマキリにも良くありませんよ、もちろん。かくいう私も、コオロギに好適な温度条件を用意してはいません。しかし、消化不良の原因になるような状態のコオロギはカマキリに与えていません。どう飼育したって、餌屋さんが増殖室でコオロギを維持されているような最高の条件に勝るはずがないのです。ですから、私はコオロギは生鮮品と割り切っています。コオロギのうち、生餌として用いるものは購入して1週間以内に全て使い切り、それ以外のものは購入直後に冷凍保存し、カマキリに与えるときに順次解凍して用いています。こうするようになって、当方では(餌を原因とした)消化不良がほとんど起こらなくなりました。餌の種類よりも、餌の管理状態が問題であり、結局は飼育者の責任ということです。

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[画像]
相変わらず携帯電話で撮った手抜きの画像ですが。手元では色々と生まれ、育っております。

1枚目
ご存知、ゴーストマンティスです。この個体は当方で9世代目にあたります。この世代が幼虫であった頃は色々と余裕がなく、世話がおろそかになりました。そのせいで随分成長は遅れましたが、特にそれを感じさせない大きさに育ち一安心です。

2枚目
そして、先日からはゴーストの10世代目が孵化してきています。相変わらず安定しています。

本種は私の知る限り、少なくとも2004-2005年頃からずっと1系統のみが維持されています。世界中で出回っている本種は、いわば全て遠縁の親戚にあたるわけです。その当時、既に「mixed stock」の扱いでしたから、元々複数の系統だったものが統合されたか、産地不明となっていました。現在でも「タンザニア産」や「ケニア産」と産地が書かれて流通することがありますが、累代品であればそうした産地の表記に大した意味はありません。
既に飼育下で多くの世代を経ている本種ですが、いつ消えてしまっても不思議ではありません。世界中で出回っているなるべく多くの個体を繁殖親として用い、なるべく多くの子孫をとり、そこからまたなるべく多くの繁殖親を用意する…こうした繰り返しが肝要です。
そういえば、私が2001年頃に飼っていた本種は、今維持しているものと同系統の由来だったのだろうか。今となっては解りませんが、本種が市場のカマキリ類のなかでは特筆すべき知名度と安定性を誇っているのは確かです。これからも大切にしていきたいものです。
 

(無題)

 投稿者:名無し  投稿日:2015年 7月 5日(日)07時38分44秒
  こちらで紹介されている拒食している個体への餌の与え方を実際に試した所、無事餌を食べてくれました。
しかし拒食している理由として私なりに考えているのは、個体が脱皮を終えてから12時間程しか経っていないからだと推測しているのです。
そこでこのサイト主さんに質問なのですが、拒食している個体には、理由はどうあれ無理にでも食事をさせたほうがよろしいのですか?私はカマキリの飼育が初めてで、拒食をされてしまうと余計心配になり、食事をさせようと必死になってカマキリに対して大きなストレスを与えてしまっているのが現状です。それに加えて餌となるコオロギに対しても、暴れない様にと痛め付けて、徐々に弱々しくなっていく姿に罪の意識を感じてしまっています。
 

毎度遅くてすみません

 投稿者:kaz  投稿日:2015年 6月21日(日)19時08分6秒
編集済
  ご無沙汰しております。管理人です。
誰しも1日の時間は変わらないので、どう生活するかはそれぞれの時間の使い方次第なわけですが…私はこれが物凄くヘタクソだなと痛感する毎日です。

>mmmさん
お返事、遅くなり申し訳ないです。今更ですが結果からお答えすると、クルギーは失敗しました。先日お会いしたCさんに画像をお見せしましたが、大半の卵は腐ってしまい(私の湿度管理がダメだったのだと思います)、1卵だけ発生した胚(幼体?)も、バタバタしている時期だったので適当な管理をしたところ、同じようにカビさせてしまいました。勿体ないことをしました。母親は脱皮しないまま以前に近い程度まで太りましたが、再度の産卵なんてなかなか無いでしょうね。そもそも、今回は受精率が著しく低いように思います。

>ラシオドラ数種のメス生殖器の画像です。
>人間が手作業でその場所を探りあてるのは容易ではないと思われます。

挑戦する前に画像を見ていたので知ってはいましたが、確かにラシオドラでは難しそうですよね。できるだけ奥まで挿し込みはしましたが、的確だったのかどうなのか。卵は腐ってしまったので詳細は解りませんが、少なくともバッチリではなかったと思います。

>仮に受精嚢の前室に送り込んでいるだけだったら、人工授精成功の可能性はグッとあがるわけで・・・

そうですよね。果たして精液を1番奥まで入れる必要があるのか、ある程度の深さで入っていれば機能するのか、それさえも解りませんよね。私の挑戦結果では、正解の発表はまたの機会に!と先延ばしになってしまった気分です。

>それとも、手の上にオスメスを乗せて交接させるってことですかね?

Cさんから伺ったのは、こちらに近い方法でした。手の上である程度人間がサポートしながら、交接自体はクモに行わせる…という感じらしいです。手に乗せないでサポートするだけでしたら、私は割とどのクモをペアリングさせるときにも意識しています。即ち、メスの方を向くようにオスを誘導したり(逆も然り)、オスがメスを牙を固定し易くピンセットで干渉したり。mmmさんのおっしゃる偽タッピングというのも、よく解ります。たまにやる気の無いオスがいますよね(苦笑)。

話は変わりますが、横浜イベントで出店されるのですね。東京の方の開催前に知っていたら、私も横浜の方に行っていたかもしれません。個人的には亜社会性のような生活をするというソコトラが気になるところです。いつか機会がありましたら、ぜひ前向きに考えたいです。

>ひでじさん
お返事、遅くなり申し訳ありません。

>人工交配にせよ、自然交配にせよ、上手く行くといいですね。

上記の通り、失敗しました…今回は私のミスによる部分が無視できませんね。もう1回産んでくれないかと期待しているのですが、どうでしょうね…。

ところで、今回繁殖に使ったクルギーのオスは、2011年にひでじさんからいただいた幼体が育ったものなのです。当時、2010年に輸入なさったものであると伺いました。


[画像]
1枚目
今回の繁殖挑戦に使ったバイーアスカーレットのペアの幼い頃です。左の小さいサイズの幼体のどちらかが繁殖に使ったメスです(なお、小さい幼体は2個体ともメスだったのですが、片方は不注意で早々に死なせてしまいました)。写真の右の大きい個体が今回の繁殖に使ったオスです。この画像からお分かりいただけると思いますが、当初はオスの方が遥かに成長しておりました。
今回のバイーアスカーレットの繁殖チャレンジのスタートは2011年に遡ります。前述の通り、当時ひでじさんから小さい幼体(体長1-2cm程度だったと記憶しています)をいただいたのがきっかけでした。すぐにその個体がオスだと判ったので、どうせならメスも入手して繁殖に挑戦したいと思うようになりました。そして、のちにお店から購入したのが左の2個体なのです。幸運にもメスでした。

2枚目
最初はオスの方が遥かに大きいペアでしたが、その後に成長をコントロールし、オスが成体になる頃にはメスの方が大きい、ちょうど良いサイズ感のペアになりました。色々計画的に用意したペアですので、繁殖に失敗してしまったのはちょっと残念ではあります。

3枚目
今回の話題と全然関係ないですが、一応カマキリのサイトなので。これはハラビロカマキリ属の2種です。この画像だけで種同定できる人はスゴイ…なんてことはなくて、それは逆に信用できない人であると言えます。ハラビロカマキリ属は最たる例ですが、カマキリ類は容易に同定できないはずの種が多いです。経験の浅い人間ほど慎重さを欠いているもの。種に関する情報から生態に関する情報に至るまで、ウェブ上にもあらゆる記述が見られます。それを収集するだけでなく、自分で勉強したり、多少疑うような姿勢で検証する姿勢が求められると私は考えています。情報の二番煎じ三番煎じなんて伝言ゲームのようなもので、気が付けば誤りを含む適当な情報を発信する、あるいは鵜呑みにすることに繋がりかねません。
例えばカマキリのコーリングという行動ひとつとっても、国内の趣味サイトで最初に私が紹介して以来、今日では色んなサイトで紹介されるようになりました。しかし、それ以上踏み込んだ情報の紹介は未だに見られません。「腹部を曲げてコーリングしていたら未交尾」なんて単純な初期情報が、ずっと使いまわされている状況です。本当はその情報はきっかけに過ぎず、そこから色々な事が判るのです。たとえば、コーリングする時間帯は種によって異なります。いちいち種を例示しませんが、消灯後(日没後)1-2時間頃にコーリングする種もあれば、点灯後(日出後)1-2時間頃にコーリングする種もあります。別の時間帯に行う種もあります。また、メスは若い頃はそうした本来の時間帯にコーリングを行いますが、交尾の最適期を過ぎた老熟の未交尾メスであれば、時間帯が曖昧になり長時間コーリングするようになります。さらに、既交尾メスでも空腹度や受精嚢内の精子の減少によりコーリングするようになることがあります。
世の中には簡単に入手できるダウンロードフリーの文献も散見されます。カマキリについての文献はあまり多い方ではありませんが、そうした資料に頼るだけでなく自分で飼育しながらじっくり観察すれば、手元で何かを発見し、検証することだって可能なのです。
 

産卵

 投稿者:ひでじ  投稿日:2015年 3月 8日(日)19時13分14秒
  ご無沙汰しています。

非常に興味深く記事を読ませていただきました。

人工交配にせよ、自然交配にせよ、上手く行くといいですね。
 

すごい

 投稿者:mmm  投稿日:2015年 3月 8日(日)13時42分2秒
編集済
   ご無沙汰しております。
 人工交配・・・ 考えたことはあったけど、やったことはありませんので、記事を読んでびっくりしました。
 ただ・・・ちょっと気になるのは、やはり「ちゃんとした場所に精液を送ることができるのか?」という点です。

http://homepage.ntlworld.com/the.tarantula.store/spermgal-Lasiodora.htm

 ラシオドラ数種のメス生殖器の画像です。
 実際の交接で、この器官のどこに精子が送り込まれるかは不勉強で知らないのですが、仮に1対の受精嚢の奥だったとしたら、人間が手作業でその場所を探りあてるのは容易ではないと思われます。

ただしメス生殖器の形状は種や属によって異なりますので、比較的単純な形状のグループならあるいは可能かもしれませんね。
↓例:ブラキペルマ
http://homepage.ntlworld.com/the.tarantula.store/spermgal-Brachypelma.htm

しかし私の好きなアヴィキュラリアとかだと、受精嚢が細長いので厳しいかもしれません。

http://homepage.ntlworld.com/the.tarantula.store/spermgal-Avicularia.htm

 とはいえ最初に述べたとおり、実際にオスがどこに精液を送り込んでいるのかわからないので、こうした想像はあまり意味がないのかもしれませんが・・・仮に受精嚢の前室に送り込んでいるだけだったら、人工授精成功の可能性はグッとあがるわけで・・・

 まあこうした場合、考えるよりもとにかく行動したほうが結論が早く出るので、今回のkazさんの行動は素晴らしいと思いました。


>アメリカなどでは以前から、タランチュラの雌雄を手に持った状態で(クモ任せではあるものの)交接させ、メスがオスを捕食しないように飼育者が助ける方法が知られているそうです。

 これは、両手にそれぞれオスとメスを持って、行うのでしょうか?
 それとも、手の上にオスメスを乗せて交接させるってことですかね?
 後者なら充分できそうな気がしますが、前者だったら・・・うん、ワタシには無理だwww


 人工交配というわけではありませんが、以前 Avicularia laeta のペアリングを試みたとき、オスメスともにやる気が感じられなかったのでピンセットで軽く巣を叩いて「偽タッピング」をしてみたところ、なんとか交接させられたこともありました。

 こういう技術が色々編み出せれば、タランチュラの繁殖の成功率も上がるのかもしれませんね。

http://avimania.exblog.jp/

 

バイーアスカーレットの産卵

 投稿者:kaz  投稿日:2015年 3月 7日(土)22時52分44秒
編集済
  今週私が出張で不在にしていた間に、我が家のバイーアスカーレットLasiodora klugiが産卵しました。
今回の繁殖にあたっては、少々珍しいことに挑戦しました。今回はそれをご紹介致します。

メスと成熟オスが手元に揃ったのは昨年の初夏頃。12月になってペアリングに取り組みました。メスはまだ若く体長7cmほどの個体ですが、ペアリングの際には毎回オスを受け入れる行動をみせていました。ところが、肝心のオスがなかなか憶病な個体で、タッピングや振動などの行動はとるものの、なかなか交接には至りません。年末までに何度かペアリングしましたが、結局交接したのは1回だけ(しかも、挿入した触手は片方のみ)でした。

状況が変わったのは1月中旬。それ以前からしばらくクモに給餌しない時期が続いていて、明日には久しぶりに餌用のコオロギが届く…というところでした。しっかり給餌した後でペアリングするつもりだったのですが、ふと魔がさして「まぁ、いつも寛容なメスだから、今回も餌やりの前だけど大丈夫だろう。」と思い、オスを差し向けました。すると…見事に共食いしました。
過去に数種のタランチュラを目の前でペアリングさせたことがありますが、共食いどころかメスが攻撃的に振る舞うことさえ見たことがありませんでした(ケージ内で同居させていたインディアンオーナメンタルを除く)。それ故に、完全に気が緩んでいました。ごく初歩的なことですが、飢えたメスにオスを向かわせるべきではありませんでした。完全に私のミスです。バキバキと音を立てて噛み砕かれていくオスを見ながら、そんなことを反省していました。とはいえ、今更引き剥がしてもオスは助かりはしないので、そのままメスに食わせることにしました。

しばらくメスの捕食を眺めていましたが、その後にふと思い立ち、食われているオスの触手を2本ともハサミで切断しました。昆虫でいうところのハンドペアリング(人工交配)に挑戦しようと思ったのです。
私はカマキリ飼育者ですから、共食いされたカマキリのオスを使って人工交配に切り替えたことは1度や2度ではありません。そんな経験から、タランチュラでも人工交配ができるのではないかと考えました。

空気に触れなければ精液はそんなにすぐ劣化しないだろうと考え、まずはメスがせっかくの御馳走(オス)を食い終わるのを待ちました。その間、オスの触手は4℃の冷蔵庫で保存しておきました。数時間後にメスが食い終わったのを確認したので、いよいよ人工交配のスタートです。

まずは、メスを大人しくさせる必要があります。
最初に試したのは寒冷麻痺でした。4℃の冷蔵庫にメスを入れて静置。熱帯域の生物で低温耐性は無いので、予想では20分も入れていれば十分だろうと思っていたのですが、うまく麻痺してくれません。結局30-40分くらい冷やしていたでしょうか。動きが鈍くなったところで(クモへの負担が気になって、完全に動かなくなるまでは待てませんでした)、クモを手袋をつけた左手に持ち、オスの触手を利き手の右手に持ちました。まずは試しに、オスの触手先端の膨らみ(ここに精液が蓄えられている)に軽く爪を立てて(クモの爪ではなく、私の爪です)圧迫。予想通り精液が出てきました。いよいよ今度はオスの触手先端の移精針をメスのポケットに挿入し、膨らみを圧迫して精液を出すことにします。…が、うまくいきません。ジワリと動くメスが筋肉を強張らせているせいか、腹部のポケットがピンと張っていて移精針が挿入できないのです。
この方法では、2つの点がダメでした。1つは、オスの触手先端の膨らみは爪を立てて圧迫してはいけません。爪を立てることで、触手の膨らみはパキッと割れてしまいました(そんな感覚が指に伝わってきました)。
もう1つは、寒冷麻痺では不十分であろうという点です。いくら熱帯域の種とはいえ、体が大きいせいで冷えにくいようで、なかなか動かなくなってくれません。いたずらに長時間冷やすことはクモの健康に良くないでしょうし、私のように中途半端に冷やしては、かえってクモの体を強張らせることに繋げてしまうようです。そうなると、ポケットへの挿入は難しいでしょう。

クモを大人しくするために次に試したのは、ガス麻酔です。これは使い慣れているので、効果があることは解っていました。もちろん、今回バイーアスカーレットのメスに使った際にも十分に効果があり、たちまちダラーンと脱力して動かなくなりました。麻酔容器から取り出した個体に麻酔が効いたままになっているのは、種によりますがせいぜい15分程度です。ですが今回の作業のためには、それだけあれば十分でした。先ほどと同じようにメスを左手に持ち、オスの触手を右手に持ちます。移精針をメスのポケットにあてがうと、今度はすんなり挿入できました。そこで触手先端の膨らみを指の腹で圧迫し、内部の精液を出し切りました。オスの触手を2本ともポケットに差し込んで精液を注入したら、手順は終了です。ここまで10分弱くらいだったでしょうか。

人工交配後のメスは通常の飼育に戻しました。特に食欲が増すことはありませんでしたが(と言いますか、多分ケージに入れた餌を全く食べていないです)、オスを食べたせいで腹部は膨らんでいました。そして、先週の頭くらいから床材の表面を軽く掘ってならすようになり、今週の月曜あたりに産卵した…というわけです。

今回の産卵にあたり、私が人工交配したことがどの程度影響しているのかは解りません。前述の通り、一応オス自身の力で1度は交接に至っていましたので、メスはそこで必要分の精液を受け取っていた可能性が十分に考えられます。また、産卵したとはいえ、無精卵である可能性も十分に考えられます。答えが出るのは約1ヶ月後ですね。さて、どうなるでしょうか。

先日、Cさんとのやり取りのなかでこの件をお話したところ、興味深いことをお聞きしました。アメリカなどでは以前から、タランチュラの雌雄を手に持った状態で(クモ任せではあるものの)交接させ、メスがオスを捕食しないように飼育者が助ける方法が知られているそうです。世の中、色々と手を尽くす方々はいらっしゃるのですね。共感するところがあります。

今回ご紹介したタランチュラの人工交配は、通常は数々の理由でオススメできません。以下にその理由を挙げます。

まず、オスの触手を切断する・圧迫するなどする破壊的な手法ですので、人工交配できるのは1回きりです。通常、飼育下でタランチュラのオスは複数回にわたって交接しては精液を補給し、また交接し…という流れを繰り返します。オスの調子、あるいはメスとの相性が良いようでしたら、クモ任せで交接させた方が、よっぽど受精する可能性は高いでしょう。

次に、麻酔によるメスへの影響を軽視すべきではないです。私が試してみた限り、寒冷麻痺は実用的ではないと感じました。また、ガス麻酔は慣れていないと加減が解らない上に、扱いを間違えば飼育者自身にも危険が及ぶ可能性があるので、扱いなれていない方のご使用は全くもっておすすめできません。そのような理由から、どのようなガスをどのような方法で用いたのかについては言及しません。また、私が用いている気体は、一部の昆虫で繁殖生理や学習に影響を及ぼすことが報告されています。タランチュラに対して影響がない保証はありません。そうした点からも、安易な使用は避けるべきでしょう。

また、操作手順そのものの難しさもあります。タランチュラの肢には、密生する剛毛のなかに点々と長い針毛(トゲ?)が生えています。メスを手で持つ際に誤った持ち方(そもそも持つこと自体、正しくありませんが)をすると、その針毛が腹部に刺さってしまうようです。今回、私もやってしまいました。肢と腹部をまとめて包み込むように持ったせいで、おそらく腹部に1番近い第4脚の針毛だと思いますが、それが腹部に刺さってしまいました。幸い数滴程度の体液が腹部から出ただけで止まりましたが、一歩間違うと大事故に繋がりかねません。
同じく気を付けるべきは、オスの移精針の形状です。今回人工交配に挑戦したバイーアスカーレットの移精針はさほど尖っていませんでしたが、種によっては(例えばチャコジャイアントゴールデンニーなど)移精針が非常に細く鋭く、文字通り針になっています。このように尖った移精針を、メスのポケットの内側を傷つけないように、ましては突き刺すことなどないように飼育者が挿入することは、非常に難しいと思います。

こうして色々と挙げてみるとお解りいただけると思いますが、私が行った人工交配の手法はオススメできるものではありません。しかし、貴重なオスが食われてしまった最悪の状況の中で、ある意味「苦し紛れ」に取る手法としては、私自身は有りだと思っています。伸るか反るか。そんなところでしょうか。

さぁ、あとは待つばかりです。
(まぁ、無精卵だったというオチがつく可能性は、私自身十分に想定しています。)


[画像]
1枚目
人工交配の様子。右手の人差し指と親指の間からチラッと見えているのが、切り落としたオスの触手の先にある移精針です。

2枚目
人工交配後。メスのポケットの真ん中に、うっすら滴(精液の一部)が見えているのがお解りでしょうか。

3枚目
卵嚢を抱えるメス。以前にメキシカンレッドニーを繁殖させたときもそうでしたが、今回のメスも若く小さめの個体です。オスのタッピングや振動などのアプローチに対して良い反応を見せるメスであれば、少々小さい個体であっても問題なく繁殖できるであろうというのが私の考え方です。
 

マレーシア 1

 投稿者:kaz  投稿日:2015年 2月23日(月)02時53分44秒
編集済
  今日は雨天でしたが、あまり気温は低く無かったです。もうすぐ啓蟄ですし、そろそろ生き物たちが活動する春…でしょうか。とは言え、まだ何度か冷え込むことはありそうですね。

>hieta4jpさん、
書き込みありがとうございます。
その後、サシガメが無事に成長しているとのことで何よりです。初めての飼育ではどなたでも不安でしょうから、それが解消されたのであれば良かったです。

>餌としてサシは有効でした。
スタバのコーヒーのように…ですか(笑)。うちではガの幼虫やトルキスタンゴキブリ、イエコオロギを与えていますが、サシも有効なのですね。本来サシは腐敗物のなかに埋もれて生活する生き物なので、野外ではカマキリやサシガメに捕食される機会はほとんど無いと思っています。そうした経緯や、サシの消化管内には摂食した腐敗物が満たされているという理由から、私はサシをそのままカマキリなどに与えることを避けてきました。腐敗物のせいで消化不良を起こして死んでしまうのではないか…と。
しかし今回hieta4jpのお話をお聞きする限り、サシをそのままサシガメに与えても問題無さそうですね。参考になります。情報ありがとうございます。

>今は夢中です。
サシガメは面白い虫です。もちろん、外見が非常に特徴的な種が多いというのもその理由の1つですが。分泌物をもとに同種識別の機構が働いており、幼虫の共食い防止に役立っている、といった研究もありますし、他にも色々と調べられています。集団を形成する生物は、生態面でも独特の面白さがあります。

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さて、そろそろ記憶が薄れつつあるマレー旅行について、少しずつ書き留めていきたいと思います。
昔から漠然と行きたいと思っていたマレーシアへ、「行こう!」と初めて強く思ったのは昨年の1月か2月頃だったと思います。例年通り「行きたいな…」としか思っていた私に、周囲の人たちが「行けるうちに行ってきなよ!」と強く後押ししてくれたのがきっかけでした。

目的地はマレーシアのキャメロンハイランド。趣味の虫捕りで初めて海外に行く私にとって、何よりも嫌だったのが現地のカマキリ類を何も目にすることなく帰ってくることでした。その点、キャメロンハイランドは虫が好きで海外に憧れる人なら誰もが聞いたことがあるような、そしてそういう人が最初に行くような、入門編的な場所と言えます。虫を採って生活している現地の方もおり、きっと売り込みもあるでしょうから、現地のカマキリを何も見ることなく帰ってくることは、まずありません。また、現地のカマキリの話も聞くことくらいはできるでしょう。随分後ろ向きな選択理由ですが、高木が生い茂る熱帯雨林で目的の生物を見つけ出すことは非常に難しかろうという、未熟な人間なりの冷静な判断です。また、マレー半島には私が見たいカマキリがほぼ全て分布しているというのも、ここを目的地とする上で重要な選定理由でした。

マレーに行くことを決めてからは、十郎さんに色々とお尋ねして随分お世話になりました。あまり寝食の面で余計な消耗をしたくなかったので、宿は十郎さんに教えていただいたそれなりに良いホテル(現地では中の上くらい?)を取り、航空券はベトナムのノイバイに1回トランジットのあるベトナム航空の便を予約しました。当時の相場で、往復56,000円くらいだったと思います。LCCの格安プランとは比べるべくもありませんが、八重山諸島に行く費用と比較してずいぶん安いなぁ…と思ったことを覚えています。

出発は2月の最終日、到着はその日の夜でした。私が降り立ったのは(LCC専用ではない方の)クアラルンプール国際空港(KLIA)で、十郎さんのアドバイス通り空港タクシーのチケットを買いました。色んなサイトに書いてありますが、メーター制のタクシーよりもチケット制の(先払いの)ものが安心です。
手元のチケットには、KLIAから宿のあるキャメロンハイランドのタナラタまでの料金がRM324.80、深夜料金がある場合にはRM156の追加、と書いてありますが、深夜料金を払ったかは覚えていません。ギリギリ20時台に出発したので、たぶん深夜料金は発生しなかった記憶が…うろ覚えですが。ちなみに、KLIAは国際空港なので、空港係員も空港タクシーの従業員も英語が通じます。と言いますか、今思い返してみるとマレーシア滞在中は全ての人と英語で会話していました。私が行った先は全て観光地だったので、現地の方も外国人と英語で話すことに慣れていたのでしょう。私は英語での会話は得意な方ではありませんが、向こうが話すのもアジア人の英語なので、やり取りは難しくありません。

タクシーはKLIAを出発し、山を切り裂くように敷かれた高速道路を走って、キャメロンハイランドへ向かいました。高速道路では、途中で2回ほどの休憩をはさみました。地図を見ながら記憶を頼りに書いていますが、たしかタパーで高速道路を降り、タクシーはそこからは59号の山道をひた走りました。事前に十郎さんから聞いていましたが、なるほど、これはなかなかのグネグネ道でした。私はよっぽど体調が悪いときでない限りほとんど車酔いすることがない人間なので全く問題なかったですが、十郎さんのおっしゃる通り、車酔いするタチの人は酔い止めを飲んでおいた方が良いのかもしれません。私のときは、高速道路を走っているときから(眠気のため)フラフラ運転をしていた運転手の眠気がタパーを過ぎてMAXになり、道路の構造以上の蛇行運転を繰り広げていました(苦笑)。「大丈夫?僕は急がないからちょっと休憩しなよ。」と言って車を停めて休んでもらいましたが、それでも根本的な解決にはなっていません。私はさほど眠くなかったので、よっぽど運転を代わりたかったくらいです。しかし、運転手の眠さも仕方ないのかも知れません。高速道路の後半からキャメロンハイランドへの山道は、ずっと周囲が山で灯りもほとんどなく、真っ暗なのです。そこを深夜に走るのですから、さぞ眠かったでしょう。

タクシーの運転手がんばってくれたこともあり、何とか無事にタナラタに着きました。時間は0時過ぎ。標高が1300mほどあるとのことで肌寒く、半袖Tシャツに長袖Tシャツ、長袖パーカを重ね着してちょうど良いくらいだったと思います。眠さも忘れてホテルを歩き回り、非常階段の灯りで虫を探しました。緑色の綺麗なセミに巨大なクロツヤムシの死体など、熱帯へ来たことを感じさせてくれる虫たちを見たあと、この日は眠りにつきました。

[画像]
1枚目:空港タクシー乗り場
別になんてことない場所なのですが、マレーシアに着いて最初に外気を吸ったのがここでした。熱帯特有の高湿度な空気に、遠くまで来たことを実感しました。

2枚目:ガソリンスタンド
こちらも何てことない、ただのスタンドなのですが。高速道路だか主要な国道だかに併設されていたサービスエリアにありました。旅に出る前にウェブでタクシーについて色々調べ、「運転手に、『ご飯食べよう!』と提案され店に寄られたあげく、食事代を支払わされた。」とか「途中で給油し、タクシー代とは別にガソリン代を請求された。」という経験談を見知っていたので、私が乗ったタクシーの運転手の発言にも、最初は随分警戒していました。「おなか減ってない?食事は?」と聞かれたときも「減っていない。僕は要らないよ。」と返しました。すると運転手はサービスエリアのコンビニでお菓子を買ってきて、車内で食べ始めました。私にも「食べなよ。」と言って、くれました。この画像のガソリンスタンドに着いたときにも、私が警戒して「僕は払えないよ。」と言ったのですが、「いいよいいよ、大丈夫。」と言って運転手が自分で支払っていました。全ての人が信用できるわけではないのかもしれませんが、私の場合は運転手が普通の人だったようで、杞憂に終わりました。

3枚目:オオツバメガ
この手の採集記の常連で、おそらくLyssa zampaという種だと思われます。私がホテルの灯りで最初に見つけた熱帯らしい虫です(厳密にいうと、最初に見つけた熱帯らしい虫は、途中のサービスエリアで引っ越しの現場に出くわしたアシナガキアリの女王と多数のワーカーたちでしたが、外来種かも知れないのでノーカウントで。)。ちなみに、ガの標本作成には関心が無かったので、このツバメガは回収はしませんでした。

http://mantidmaniacs.net/

 

サシガメ

 投稿者:hieta4jp  投稿日:2015年 2月18日(水)05時53分35秒
編集済
  kazさん、こんにちは。

先日ラオス産のサシガメを譲っていただいたものです。
その節は有難うございました。
初めてのサシガメで非常に不安な中、
色々と懇切にしていただいて、
飼育下手の私でも今のところ無事成長しています。

あと餌としてサシは有効でした。
少し潰してあげると、
スタバのコーヒーのように飲んでいましたよ(^^ゞ。
コオロギがないときに代替で使えると便利かと思います。

サシガメの存在は前々から知っていましたがあまり興味なかったですが、
kazさんのお陰で今は夢中です。有難うございました。
 

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