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兄貴と兄貴の友達が何かの大きな肉をさばいている所から始まる・・
私が何か二人に言っているけど二人の会話は聞こえない。
兄貴の友達は笑って私の見ている。何か意味もわからずそこを離れる。
目の前に白い砂浜が続いている。サイパンの海らしき所だった。
向こうから5、6人の若い女のグループが私の方に走ってくる。
みんな水着で、顔はわからない。私は砂浜に寝そべってその子達を見ている。
その子達は私の所に来たが、私の視界は半透明のプラスチックの板でさえぎられている。
何人かが私に何か言っているけど余り意味のない言葉。私には理解できない。
その後その子達は砂浜に寝転び、てんでんが話をしながら日光浴をしている。
暫くすると竹内裕子とよく似た子が来る。その子はしゃべる事が出来ないらしい。
じっと遠くを見ている。私はその横に立った。言葉でなく心で会話する。
「・・辛いの?・・・」 「・・・わからない・・・・」
それだけで終わった。私は寝そべっている子よりも、こんな子が良いと思った。
突然、目の前の海が変化し高くて長い壁がある。
その壁には無数の黒いシミと汚れがある。
女の子達にその汚れの事を説明していたら、汚れが次々と人間となり下りてくる。
手には長い刀を持っていて各々が戦いだした。もう数十人以上が戦っている。
壁から木の車輪も降りてきて、それが古代の戦車に変わってゆく。
時代は三国志の時代のようだ。その戦車が私を追いかけてくる。
初めは緊迫感が無かったが、恐怖感で私は逃げ出した。
大きな家に逃げ込む。中は壁際に通路がありその中心には入れない。
私は入り口の対角線の所まで走って戦車から身を隠した。
戦車は建物の入り口から私を探しだした。すでに戦車は近代戦車と変わっている。
レーザー探知機で壁をくまなく走査し、人間の気配を探している。
頭の上を青い点が右から左にゆっくり動いている。私は息を止めて気配を消している。
反対の右側の壁際まで戦車は来た。私の事はまだ見つけていない。
戦車は少し動いて段々私の視界の中に入ってくる。このままでは私は殺される。
薄い衝立の影に身を潜め、私はこの後どうするか必死に考えている。
戦車が小刻みにジリジリ動き、私を探している。ここには私しかいない。
一か八か、私は出口に突進した。戦車の銃口はっすっと私の所に向いた。
私は一瞬転んだがすぐに起きて、出口を駆け抜けた。そのまま二階に上がる。
上がった所はむかしの我が家の二階。階段を上がって右に兄貴の部屋があった。
この部屋は昔私がいた場所で、部屋には誰もいない。雑然とした兄貴の部屋は暗くわびしい。
兄貴の部屋の真ん中は段差になって、モスグリーンの布団は引きっぱなしだった。
窓を開けて外を見た。昔の風景だが感動は無い。兄貴を探したが何処にもいない・・
戦車が来るという事を兄貴にも知らせないといけない。何処に行ったのだろう・・
目覚め
厚労省元職員殺人事件の犯人らしき男が自首してきたと言うニュースで目覚めた。
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