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マレーシア 1

 投稿者:kaz  投稿日:2015年 2月23日(月)02時53分44秒
  通報 編集済
  今日は雨天でしたが、あまり気温は低く無かったです。もうすぐ啓蟄ですし、そろそろ生き物たちが活動する春…でしょうか。とは言え、まだ何度か冷え込むことはありそうですね。

>hieta4jpさん、
書き込みありがとうございます。
その後、サシガメが無事に成長しているとのことで何よりです。初めての飼育ではどなたでも不安でしょうから、それが解消されたのであれば良かったです。

>餌としてサシは有効でした。
スタバのコーヒーのように…ですか(笑)。うちではガの幼虫やトルキスタンゴキブリ、イエコオロギを与えていますが、サシも有効なのですね。本来サシは腐敗物のなかに埋もれて生活する生き物なので、野外ではカマキリやサシガメに捕食される機会はほとんど無いと思っています。そうした経緯や、サシの消化管内には摂食した腐敗物が満たされているという理由から、私はサシをそのままカマキリなどに与えることを避けてきました。腐敗物のせいで消化不良を起こして死んでしまうのではないか…と。
しかし今回hieta4jpのお話をお聞きする限り、サシをそのままサシガメに与えても問題無さそうですね。参考になります。情報ありがとうございます。

>今は夢中です。
サシガメは面白い虫です。もちろん、外見が非常に特徴的な種が多いというのもその理由の1つですが。分泌物をもとに同種識別の機構が働いており、幼虫の共食い防止に役立っている、といった研究もありますし、他にも色々と調べられています。集団を形成する生物は、生態面でも独特の面白さがあります。

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さて、そろそろ記憶が薄れつつあるマレー旅行について、少しずつ書き留めていきたいと思います。
昔から漠然と行きたいと思っていたマレーシアへ、「行こう!」と初めて強く思ったのは昨年の1月か2月頃だったと思います。例年通り「行きたいな…」としか思っていた私に、周囲の人たちが「行けるうちに行ってきなよ!」と強く後押ししてくれたのがきっかけでした。

目的地はマレーシアのキャメロンハイランド。趣味の虫捕りで初めて海外に行く私にとって、何よりも嫌だったのが現地のカマキリ類を何も目にすることなく帰ってくることでした。その点、キャメロンハイランドは虫が好きで海外に憧れる人なら誰もが聞いたことがあるような、そしてそういう人が最初に行くような、入門編的な場所と言えます。虫を採って生活している現地の方もおり、きっと売り込みもあるでしょうから、現地のカマキリを何も見ることなく帰ってくることは、まずありません。また、現地のカマキリの話も聞くことくらいはできるでしょう。随分後ろ向きな選択理由ですが、高木が生い茂る熱帯雨林で目的の生物を見つけ出すことは非常に難しかろうという、未熟な人間なりの冷静な判断です。また、マレー半島には私が見たいカマキリがほぼ全て分布しているというのも、ここを目的地とする上で重要な選定理由でした。

マレーに行くことを決めてからは、十郎さんに色々とお尋ねして随分お世話になりました。あまり寝食の面で余計な消耗をしたくなかったので、宿は十郎さんに教えていただいたそれなりに良いホテル(現地では中の上くらい?)を取り、航空券はベトナムのノイバイに1回トランジットのあるベトナム航空の便を予約しました。当時の相場で、往復56,000円くらいだったと思います。LCCの格安プランとは比べるべくもありませんが、八重山諸島に行く費用と比較してずいぶん安いなぁ…と思ったことを覚えています。

出発は2月の最終日、到着はその日の夜でした。私が降り立ったのは(LCC専用ではない方の)クアラルンプール国際空港(KLIA)で、十郎さんのアドバイス通り空港タクシーのチケットを買いました。色んなサイトに書いてありますが、メーター制のタクシーよりもチケット制の(先払いの)ものが安心です。
手元のチケットには、KLIAから宿のあるキャメロンハイランドのタナラタまでの料金がRM324.80、深夜料金がある場合にはRM156の追加、と書いてありますが、深夜料金を払ったかは覚えていません。ギリギリ20時台に出発したので、たぶん深夜料金は発生しなかった記憶が…うろ覚えですが。ちなみに、KLIAは国際空港なので、空港係員も空港タクシーの従業員も英語が通じます。と言いますか、今思い返してみるとマレーシア滞在中は全ての人と英語で会話していました。私が行った先は全て観光地だったので、現地の方も外国人と英語で話すことに慣れていたのでしょう。私は英語での会話は得意な方ではありませんが、向こうが話すのもアジア人の英語なので、やり取りは難しくありません。

タクシーはKLIAを出発し、山を切り裂くように敷かれた高速道路を走って、キャメロンハイランドへ向かいました。高速道路では、途中で2回ほどの休憩をはさみました。地図を見ながら記憶を頼りに書いていますが、たしかタパーで高速道路を降り、タクシーはそこからは59号の山道をひた走りました。事前に十郎さんから聞いていましたが、なるほど、これはなかなかのグネグネ道でした。私はよっぽど体調が悪いときでない限りほとんど車酔いすることがない人間なので全く問題なかったですが、十郎さんのおっしゃる通り、車酔いするタチの人は酔い止めを飲んでおいた方が良いのかもしれません。私のときは、高速道路を走っているときから(眠気のため)フラフラ運転をしていた運転手の眠気がタパーを過ぎてMAXになり、道路の構造以上の蛇行運転を繰り広げていました(苦笑)。「大丈夫?僕は急がないからちょっと休憩しなよ。」と言って車を停めて休んでもらいましたが、それでも根本的な解決にはなっていません。私はさほど眠くなかったので、よっぽど運転を代わりたかったくらいです。しかし、運転手の眠さも仕方ないのかも知れません。高速道路の後半からキャメロンハイランドへの山道は、ずっと周囲が山で灯りもほとんどなく、真っ暗なのです。そこを深夜に走るのですから、さぞ眠かったでしょう。

タクシーの運転手がんばってくれたこともあり、何とか無事にタナラタに着きました。時間は0時過ぎ。標高が1300mほどあるとのことで肌寒く、半袖Tシャツに長袖Tシャツ、長袖パーカを重ね着してちょうど良いくらいだったと思います。眠さも忘れてホテルを歩き回り、非常階段の灯りで虫を探しました。緑色の綺麗なセミに巨大なクロツヤムシの死体など、熱帯へ来たことを感じさせてくれる虫たちを見たあと、この日は眠りにつきました。

[画像]
1枚目:空港タクシー乗り場
別になんてことない場所なのですが、マレーシアに着いて最初に外気を吸ったのがここでした。熱帯特有の高湿度な空気に、遠くまで来たことを実感しました。

2枚目:ガソリンスタンド
こちらも何てことない、ただのスタンドなのですが。高速道路だか主要な国道だかに併設されていたサービスエリアにありました。旅に出る前にウェブでタクシーについて色々調べ、「運転手に、『ご飯食べよう!』と提案され店に寄られたあげく、食事代を支払わされた。」とか「途中で給油し、タクシー代とは別にガソリン代を請求された。」という経験談を見知っていたので、私が乗ったタクシーの運転手の発言にも、最初は随分警戒していました。「おなか減ってない?食事は?」と聞かれたときも「減っていない。僕は要らないよ。」と返しました。すると運転手はサービスエリアのコンビニでお菓子を買ってきて、車内で食べ始めました。私にも「食べなよ。」と言って、くれました。この画像のガソリンスタンドに着いたときにも、私が警戒して「僕は払えないよ。」と言ったのですが、「いいよいいよ、大丈夫。」と言って運転手が自分で支払っていました。全ての人が信用できるわけではないのかもしれませんが、私の場合は運転手が普通の人だったようで、杞憂に終わりました。

3枚目:オオツバメガ
この手の採集記の常連で、おそらくLyssa zampaという種だと思われます。私がホテルの灯りで最初に見つけた熱帯らしい虫です(厳密にいうと、最初に見つけた熱帯らしい虫は、途中のサービスエリアで引っ越しの現場に出くわしたアシナガキアリの女王と多数のワーカーたちでしたが、外来種かも知れないのでノーカウントで。)。ちなみに、ガの標本作成には関心が無かったので、このツバメガは回収はしませんでした。

http://mantidmaniacs.net/

 
 
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