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倫理観を

 投稿者:kaz  投稿日:2015年12月18日(金)23時05分58秒
  通報 編集済
  >はりぃさん、
>羽化の兆候が見られたあとに、あれ、なんだか違和感あるぞと思ってはいたのですが、、、

画像を拝見する限り、羽化が近いといっても、最低でもまだ4・5日は先になりそうな個体ですね。本来はまだ捕食する時期の個体だったでしょう。腹部も膨らんでいないので、満腹でもないです。そんな幼虫が食べずに死んでいったというのは、変ですね。消化不良を起こしていたか、あるいは他の理由か…。嘔吐の形跡は無かったでしょうか。

>kazさんは、古い情報とおっしゃりますが私には新鮮で勉強になることばかりです。

そうおっしゃっていただけると、一応サイトを残していて良かったという気にもなります。消そうと思ったことは無いのですが、「こんな古い情報で残しておいて意味あるかなぁ…」と自問したことは、一度や二度ではないので(苦笑)。

>カマキリの標本は、難しいですかね。

難しいとは感じませんが、手間をかけるか時間をかけるか、あるいはその両方をかける必要があるので面倒ではありますね。私は近年は専ら、液浸かタトウで保存しています。見栄えよりも保存状態重視です。

>kazさんの画像のカマキリはなんというカマキリなのですか?
Psychomantisというカマキリです。メスの全長が6cm程度で、ヒメカマキリ属Acromantisに近縁なカマキリとしては別格に大きくなります。

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つい先日、ある会合に出席してきましたが、そこでムネアカハラビロの話題になりました。出席者のなかには、ムネアカハラビロがペットとして輸入・放逐され拡散したものだと思い込んでいらっしゃる方もおられるようでした。私は15年以上外国産カマキリを飼育し、流通を見てきた者の1人として、それが真実ではないと確信しています。しかし、外の方が誤解しても仕方がない状況があります。それがオークションでのムネアカハラビロの取り引きです。過去には珍しい種だと勘違いされ、(ある意味不当に)高値がついてしまったこともあります。このような事例は、我々カマキリ趣味の人間にとって重大な汚点です。この掲示板を見るのは、みなさんカマキリが好きで飼育を楽しまれる方々でしょう。そのみなさんに、どうか自覚していただきたいです。我々の趣味は、非常に零細です。国内で外来種と疑わしき種を採集して売買するような倫理観に欠けた行為は、我々の趣味が法の下に禁止されてしまうきっかけになり得ます。外国産カマキリの飼育など、社会にとってはせいぜい「あってもいいけれど、必要ではない」ものです。一度害悪であると捉えられてしまえば、容易に禁止されてしまうでしょう。どうか、最低限の倫理観を持ってカマキリ趣味を楽しんでいただきたいです。
ご存知の通り、私は時々余品を放出することがあります。これまで色んな方々と取り引きさせていただきましたが、一方で、ムネアカハラビロを売買するような倫理観の欠けた人間とは関わりたくないと考えています。そのため、過去に1度でもムネアカハラビロの売買に関わった人は、全てブラックリストに登録し、取り引きを拒否しています。
ムネアカハラビロやハラビロが属するHierodula属は、熱帯だけでなく温帯にかけても広く分布し、一般的には繁殖力が強く、帰化の可能性が払拭できません。十分な検証をした上でならともかく、よく知らない種を、よく知りもしない人に向けて安易に流通させるべきではないと考えています。現在我が家には、必要に応じて集めたHierodula属が10種がいますが、これらは今後も出品することはないでしょう。


[画像]
1枚目
オーストラリアのハラビロ。美麗なだけでなく、全長9cmを超える大型種。6月21日の投稿に載せた画像に写っている種の一方は本種。

2枚目
ボルネオのハラビロ。前出の種ほど大型ではないが、体色変異の幅が広い種。親世代では緑色、褐色に加え、黄色、赤色の個体も見られた。

http://mantidmaniacs.net/

 
 
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