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遅くなってごめんなさい

 投稿者:kaz@ケータイ  投稿日:2016年 2月 3日(水)21時10分57秒
  通報 編集済
  >はりぃさん

随分と遅れてしまい申し訳ないです。せっかく投稿をいただいていたのに、これでは失礼ですね。

>お尻が落ち、体が伸びてる?

これはやはり消化不良であろうと思います。経験的には、消化に悪い餌(低温で管理したせいで死にかけている質の悪いコオロギなど)を与えたあとで見られることが多いです。嘔吐の症状がある場合には、それがカマキリが消化不良の原因になった内容物を吐き出すという、ある意味症状の改善に結びつく行動なので、回復することもよくあります。しかし、吐くこともできずに弱ってしまう個体は、力なく腹部が伸びたり、与えた餌の量以上に腹部がパンパンに膨らんだりして(これはおそらく消化不良を起こした消化物が、体内で腐ってガスを発生させるためです)、持ちこたえることなく短い期間で死に至ります。消化不良で死んだ個体は餓死などで死んだ個体と異なり、1日以内に死体が腐って黒変します。
予防としては、質の悪くなってしまったコオロギは使用しないことです。コオロギ自体は優れた餌昆虫であり、餌屋さんが出荷した段階では大変良い品質ですが、これを購入後に飼育者が長期間にわたって質を高く保つのは大変困難です。特に、コオロギが要求する30℃以上の室温を維持するのは、多くの家庭では困難でしょう。低温で管理されたコオロギは消化不良など様々な要因で弱り、それを与えたカマキリも消化不良を起こし易くなってしまいます。当方では、コオロギは毎回1000個体ほどを購入していますが、そのうち半数の個体は室温27℃の部屋で生かしたまま維持して1週間以内に使い切りますが、残りの半数は餌屋さんから届いた直後に冷凍し、後々解凍しながら使っています。これは私の経験から学んだ最適な利用方法です。室温27℃ほどでは、1週間程度であれば生き餌としての使用に耐えられますが、それ以上の期間維持するとやはり段々コオロギが弱ってきてしまいます。試しに弱ったり死にかけたりしたコオロギをカマキリに与えてみると、やはり消化不良で死んでしまう割合が高かったです。
なお、購入後に新鮮な状態で冷凍したコオロギは、もちろん質が高い状態で保存されたものですから、解凍してカマキリに与えても何ら問題ないです。

>エントモファガグリリ

アメリカのEntomophaga grylliですね。日本で見られる菌が同じものなのか近縁の別種なのかは知りませんが、私の近所でも生息地があり、シーズン中は多数のバッタが罹患して死んでいます。ただ、そこに生息地するカマキリでは罹患したと思われる死体は見かけないですね。宿主を死に際に高所に登らせる、そして足場をしっかり保持させる、こういう特殊な行動を制御する機構を持つ寄生者は、宿主が限定的でバッタならバッタにしか寄生できないような気もするのですが、どうでしょうね。詳しく知りませんが、ネットで調べる限りは、そのような記述があります。カマキリの死体に菌が生えていること自体は珍しくないので、よっぽど分かり易く高所で足場を強く保持して死んでいるといった様相でない限り、Entomophaga grylliによるものだと考えるのは早計でしょう。餌として野外のバッタを与えるべきではないというようなことは、あまり神経質に考えなくとも良いと個人的には思います。

>大晦日の日にハナカマキリの交尾を行う事ができ

順調で何よりです。その後はいかがでしょうか。生き残った個体がうまく繁殖すると良いですね。

>尿?をすごい勢いで

よくあることです(笑)。尿といいますか、水っぽいフンですね。カマキリの飼育ケージの壁に、粉状のものが残ったシミが見られませんか?それはカマキリが水っぽいフンを飛ばした跡です。餌には多量の水分が含まれているので、カマキリは時々このような水っぽいフンを排泄します。

>ゴースト

我が家でも最近ようやく羽化し始めました。頻繁に餌をやればある程度早熟にはなりますが、ゴーストはカマキリのなかでは成長がゆっくりした部類でしょうね。


[画像]
Parasphendale sp. Kenya Giantです。過去、長年に渡って世界中で流通していたシリアゲカマキリは、体長がせいぜい6cmを超える程度にしかならない中型種でした。しかし、それとは別種で比較的最近入手したKenya Giantは、メスが8cmを超えて9cm近くになる見応えある種です。個人的には、大きいことは良いことだと強く思います。
本属のカマキリは雌雄のニ型が顕著で個人的には非常に魅力的に見えます。ただ、突起やヒレ状の構造物がある派手派手なグループではないためか、求める人はあまり多くないです。日本では特にその傾向が顕著。もったいないなぁと思う次第です。

1枚目
威嚇するメス。

2枚目
交尾の様子。

3枚目
産卵後のメスと卵嚢。本種の卵嚢は一般的なシリアゲカマキリのものとは異なり、緑色を呈します。

http://mantidmaniacs.net/

 
 
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